INTERVIEW
ゼロから全部つくれる。
それがナカニシの魅力。
M.O.
山形大学大学院 理工学研究科 機械システム工学専攻出身
自分が生き生きと
働ける姿が
想像できた。
私は大学で機械システム工学を専攻しており、物理学など機械系の学問を学んでおりました。主に行っていた研究は機械ではなく、歯科に関する内容でした。応力の解析をすることが多かったのですが、人の顎にかかる力の解析などは歯科系の人と一緒に取り組んでいました。そこで勉強したことを活かせられ、かつ働きやすい会社はナカニシしかない。そう思わせてくれたのは、学生時代に合同企業説明会でお会いした人事の方です。企業に来て話す時って緊張しますよね。慣れないネクタイも締めているし。それが当たり前だと思いますが、その方はフランクに接してくれて話やすい環境をつくってくれました。実際に入社してみると、各設計の部署も他の部署もみんな仲が良いんですよね。上下関係を感じない社風に魅力を感じてここで仕事ができてよかったと思いました。
製品が変わるたびに
勉強。
大変だけど面白い。
今いる部署ではモータの設計を担当しており、ハンドピースのドリルを回すための心臓部をつくっています。回転数は速ければいいというものではなくて用途によって最適な回転数は違います。高速回転で使う場合もあれば遅い回転で使う場合もある。例えば高速回転で歯を磨いたら焼きつきそうですよね。だから使用用途に合わせた回転数を用意しなければならない。それを1本でとは言いませんが、なるべく少ない本数で網羅できるように設計しています。しかもナカニシにはデンタルのほか、サージカル、機工と3本柱があって全部の製品にモータは関わります。これが大変だけど面白い。製品ごとに様々な種類のモータもあるため、毎回何かしら発見して喜んでますね。
機械づくりは
真剣勝負。
ぶつけ合うけど
寄り添える。
企業での開発担当とは、分割された自分の担当範囲だけを開発・設計したら終わりっていうイメージがありませんか。ナカニシだと、全部ゼロから最後までつくれます。どこの材料を買ってくるかも自分たちで決められるし、お客様に対しどんな製品が望まれているのかということにも関わっていける。だからとてもやり甲斐があります。開発も製造も販売も全て自社でやる会社だから、自分がつくった製品が世の中に出たあとの反響まで見届けることができます。それに他社の話では、技術者は自分の意見を主張するので部門間でよく喧嘩になると聞きましたが、ナカニシではそんなことはないですね。どうやれば実現できるのか、より良いものになるのかをお互いに同じゴールを目指して考えているからだと思います。だからこそ互いの意見を理解しようとしてくれます。例えばモータなら要求を満たすために制御側とモータ側が両方を知ったうえで意見をぶつけ合う。そうやって最良の答えを出す。その詰めがナカニシのモノづくりには必要であり魅力なんだと思います。